あなたの周りにいませんか? 好きになるのはなぜか既婚者ばかり、という独身の方。
……えっ? あなたでしたか(汗)
だとしたら、もしかして天を呪ったり、相手の人生を恨んだり、自分に絶望したりしていませんか?
ぼく自身は好きになった女性が既婚者だったという経験はありません。でも、離婚してからしばらくの間「2人の間に未来が描けないような女性」とばかり付き合った時期がありました(滝汗)
もちろん未来が描けないワケですから、2人の関係は長くは続きません。で、恋愛依存症だったぼくはまた未来を描けない女性と付き合う……。
まるで視聴率の取れない番組が次から次へと打ち切りになるようなモンです。思い出したらメマイがしてきます(苦笑)
「好きになるのが既婚者ばかり」とはちょっと違いましたが、後から気づけばおんなじヒミツがあったのでした。
あなたが今、なぜか恋愛がうまく行かずに途方に暮れているなら、もしかすると今回のお話とおんなじ原因かもしれません。
そこで今日は、このヒミツについてお話ししますね。
自分でそうしている
該当者のあなた、はじめにキツイ現実をお話しすることをお許しください(汗)
「好きになった人がなぜか既婚者ばかり」というのは偶然じゃなく、ご自分で選んでいるのかもしれません。
もちろん、あなたが相手のウジスジョウを調べて、「よーし家庭持ちだっ、好きになってやる!」みたいに行動しているって意味じゃないんです。
もしかしてあなた、過去に恋愛で死ぬほどつらいコトがありませんでしたか?
『もう二度と恋なんかしないっ!』って思ったコトがありませんでしたか?
「咲坂さん、そりゃあの時はそう思ったけどさ、今はそんなコト1ミリたりとも思っていないよ。」
わかりますよ、そりゃそうですよね。
でも、ココロの奥底は、あの時のあなたの痛み、まだ覚えているかもしれません。そんなあなたのココロの奥底、つまり深層心理が、既婚者や未来を描けない人との恋愛を選んでいるかもしれないのです。
では、もしそうだとしたらココロの奥底はなぜその選択を続けているのでしょう?
Deciding Which Door to Choose 2 / hang_in_there
ココロの奥底がそうする理由その1
ココロの奥底が既婚者ばかり選んで好きになる理由といっても、ケースバイケース。なので、例えばこんな理由があるよ、って感じで捉えていただければ、と思います。
OKですか?
まず考えられるのは無防備にのめり込んであんなつらい思いを二度としないように、ココロの奥底が防衛しているってコトです。
「既婚者との恋愛」というのは、もちろん例外もありますが、かなりの確率でやがて別れが来ますよね。ココロのどこかでそれを覚悟していれば、「無防備」にのめり込みにくくなります。
結果的に別れが来たとしても、初めから覚悟していたこと。もうあんなつらい思いをしなくてすむワケです。ココロの悲しいヨロイ、ですよね。
ココロの奥底がそうする理由その2
もう一つ例えばこんな理由、というのを挙げてみましょう。ぼくが「2人の間に未来が描けない女性」とばかり付き合っていたのは、こちらの理由のように思います。
それは、ココロの奥底が、自分が自由で軽やかで幸せになるコトを禁止しているパターンです。
「でも咲坂さん、なんでそんなコトする必要があるワケ?」
これも人それぞれでしょう。ぼくの場合で言えば、ココロの奥底が『自分は幸せになる価値なんかない人間』って思い込んでいました。
なので、ぼくにその通りの人生を歩んでもらわないと、思い込みとツジツマが合わなくなっちゃいます。
で、ココロの奥底は強力なパワーでそんな現実を引き寄せ続けていたワケです。
他にも「ホラあんたのせいで私はやっぱり幸せになれない!」と、親に無自覚の抗議をしている場合だってあるんですよ。
「自分の人生を賭けた復讐」と言えるかもしれません。
Found on a co-worker’s desk this morning / Brett L.
いずれにしてもこれらは、『自分に対するイメージがすごく低い』と言えます。
「あーっ咲坂さん、その気持ちわかるよ! それじゃ、一体どうしたらいいの?」
まずは、気づくことから
はい、まず、『自分のココロの奥底ってそんな風に感じていたのか!』と気づくコトが超重要かもしれません。
なぜそう感じたのかも含めて、ストンとあなたの腑に落ちた瞬間から、展開が変わってゆくコトも多いんです。
なので、一人になる時間を作って、ご自分のココロの奥底と対話してみてください。
「もう二度と恋なんかしないって 思ったコトあったかな?」
「自分が幸せになるコトを 禁止する理由って何かな?」
こんな問いをご自分自身にしてみると何かが見えてくるかもしれません。
自分に対するイメージを上げる
既婚者ばかり好きになってしまうっていうのは、一種のクセみたいなモノなんです。
そのクセを直すには、行動パターンを変えるのが一番。
今までと違うコトをやってみるコトです。
ぼくの場合だと、ココロの奥底が『自分は幸せになる価値なんかない人間』と思い込んでいたワケです。
そこでぼくがやったのは、「自分との約束を守る」ってコト。
この約束を守れば、「自分自身に対する信頼=自信」も高まるから、自分に対するイメージもだんだん高くなっていきます。
やったことは超簡単です。
毎朝、何か一つ簡単な自分との約束をして毎晩、約束が守れたかどうか振り返り、守れたなら、自分をほめるってコトです。
もし守れなかったとしても自分を責める必要はありません。明日また同じ約束をすればいいだけのコトですからね。
もう大丈夫だとわかってもらう
あのつらい思いをもう二度としなくていいようにココロの奥底が防衛して、無自覚に既婚者を好きになるコトがあるってお話し
しました。
それなら、ココロの奥底に「もう大丈夫」ってわかってもらえればいいんです。
そのための方法について、具体的なエクササイズをしてみましょうね。
『STEP1』
ひとりきりになってください。
環境的になかなかむずかしいなら、トイレに閉じこもってもOKです。
『STEP2』
あなたのココロの中に、小さい子どもがいるとイメージしてみてください。
見知らぬかわいい子でも、小さい頃のあなたでも、ミニミニサイズのあなたでもOKです。
『STEP3』
その子は、あなたのココロの奥底、深ーい所にある、薄暗い部屋に、一人ぼっちでいます。
がらんとした部屋の真ん中で、膝を丸めて座っています。
あなたは直感的に気づきました、この子こそが、あなたの深層心理そのものだと。
『STEP4』
その子は、かつてあなたが無防備に人を愛したがために、裏切られ、傷つき、ボロボロになったコトを覚えています。
そして、また同じコトが起きるのを、とても怖れています。
ぶるぶると震えています。
あなたはやはり直感的に気づきました。
この子は、またあのつらい思いを味わうくらいなら、そこまで無防備になれない相手を好きになった方がいいと感じていることを。
『STEP5』
たしかに、こんなに小さくて幼いその子ひとりでは、あのつらい思いをひとりで受け止めるコトは無理かもしれません。
でも、その部屋には他に誰もいません。
声をかけてあげられるのは、あなたしかいないのです。
『STEP6』
そんなにも幼い体で、ひとりぼっちで、あなたが傷つかないように、今まで必死で何かを守って来てくれた子です。
その子に、声をかけてあげてください。
『ひとりぼっちで、今まで守って来てくれてありがとう。でも、もうひとりぼっちじゃないよ。ココに「オトナの私」がいるよ。私はあなたを絶対に傷つけないから。』
『でも、私一人でもどうにもならないんだ。絶対幸せになるって、あなたに約束するから、力を貸してくれないかな。一緒に進んでくれないかな。』
エクササイズは以上です。
最後にお話ししておきたいのですが、
ぼくは、既婚者を好きになるコト自体は否定しません。
あ。これは、倫理とか、関係者の心情とか、そういうコトとは別次元の話です。
実はぼく自身、裏切られた経験もあるのでそのつらさは人一倍理解しています。
思い出したらまたメマイしてきた(笑)
でも、未婚者だろうが既婚者だろうが、人を愛するその気持ち自体には優劣なんてない、とぼくは思うのです。
ただ、もし既婚者ばかり好きになるのがつらいなら、あなたには『違う選択肢』もあるってコトを思い出してほしいのです。
そしてもちろん、どちらを選ぶのも、あなたの自由です。
しかも、それをいつでも選び直すコトだってできるのです。
double rainbows at my backyard / PsJeremy – back and catching up…
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今日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
咲坂好宥
コメント
ようやくわかりました。
その小さな子に声をかけた時、
涙が出ました。
なんと自己肯定感の低かったこと。
何度も何度も繰り返してしまったこと。
ありがとうございました。
か。さん、コメントありがとうございます。
今までおつらかったですね。
でも、軌道修正する機会ができましたね。
あなたの過去と、あなたの未来は全然別物です。
あなたの手に入れたい、心地よい未来に向かいましょう。
きっと、これまでのことはなにかの学びなのでしょう。
新しいあなたを、味わい尽くしてください!
心が痛いと思いながら読ませて頂きました。読みながら私も完璧当てはまるって。もうこれ以上傷つかないように自分を守る為、随分長く既婚者の方と付き合ってました。傷つかない恋愛を選んだつもりでした。何度も別れ話をしたけど別れてもらえず、先日ケンカをし、そこから2週間連絡を取らずにいます。すぐ怒る人でというか、私が相手をそうさせてしまったのです。昔からすぐ怒る男性が怖くて、怒る人には本音が言えませんでした。それが度々起こり、怒らせる結果になりました。その人の前に行くと、怖くて萎縮してしまう自分がいます。そんな時間が続くと、傷つくというより、心が凍ってしまって何も言えなくて、心が疲れきっていました。もう恋愛はいいや、私の手にはおえない、どうやって一緒にいたらいいのかわからないと思います。本当に何やってるんやろうって思いました。何も考える暇がないくらい、仕事にのめり込みたいと思う、今日この頃です。
まあちゃんさん、コメントありがとうございます。
とてもつらくて、全部投げ出したくなるような感覚を覚えました。
おつらいですね……。
もしかしたらまあちゃんさんは、袋小路を選んでしまっているのかもしれませんね。
彼を怒らせる結果に導いていたのも、もちろん無自覚ながら深層心理の誘導なのかもしれません。
今は色々気持ちの整理がつかないかもしれませんが、これは忘れないでください。
あなたは全く違う恋愛を手に入れることもできますし、その価値がある人です。
かつて同じような恋愛を選んでいたぼくが言うのだから信じてください。
あなたには決断する権利、今までと違う行動をする権利があります。
あなたの未来が輝いたものでありますように……。
私がこの記事の内容に当てはまっていました。私はアラフォーですが、二十代の中盤に恋愛でとても深く傷ついた経験があります。
それ以降の恋愛は、人様にはお話できないような内容です。
半年ほど前に自分の人生を振り返る機会が訪れ、過去を後悔していました。
でも何か自分自身で変わろうと、努力もしていました。そんな矢先にこの記事に出会いました。この記事のおかげでやっと気づくことができました。ありがとうございました。
やー様
コメントありがとうございます。
おつらい日々を重ねて来られましたね。
でも、その過去は決して人生のゴールでも結果でもありません。
全てはプロセスです。
今、やーさんは何かに気づくことができました。
きっとここからまた、今までとは違うストーリーが展開していくんじゃないでしょうか。
あなたのココロがもっと軽やかになりますように。