あなたが怒りに震えることを承知でお話しします。

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あなたが怒りに震えることを承知でお話しします。


今日は、ある恐ろしい仮説についてお話しします。

仮説といっても、ぼく自身は確信を持っているんですが、科学的に証明できないのでそう表現しているだけです。

この仮説を聴くことで、あなたは怒りのあまり体が震えて、もう二度とぼくの話など聴いてくれないかもしれません。

でも、今日はあえてこのお話をしようと思います。

たとえ多くの方に立ち去られたとしても、何かから解放されてココロが軽やかになれる人が、たったひとりでもいるかもしれないからです。

なので、あなたがあんまり不快な気分を味わいたくないのなら、今回のお話はスルーしてください。


……話を進めちゃってOKですか?


実は、こんなコト言っちゃって、もう誰もいないんじゃないかとビビりながらも、ちょっとは生体反応(笑)があることを信じて、お話を続けたいと思います。

ぼくが今回の仮説に気づいたのは、前世療法がきっかけでした。



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前世療法って何?

あなたは「前世療法」ってご存知ですか?

催眠状態で覚えていない小さい頃の記憶を呼び起こす「退行催眠療法」というのがありますよね。

これが生まれる前まで突き抜けちゃって、いわゆる「前世」の記憶まで呼び覚ましちゃうのが前世療法。

まー「前世」とか「死後の世界」って、トンデモ系なテイスト満載(笑)なので、「前世の記憶なんてただの思い込みだ!」って批判はフツーにあります。

でもね、中には本人が知り得るはずのない歴史的事実を、正確に話すような事例もあるんですよ。

実際、例えば精神科医の故エリザベス・キューブラー=ロス博士や経営学者の飯田史彦博士など、いわゆる「学者」という立場の方々も「死後の世界」を認めておられます。

死ぬ瞬間―死とその過程について (中公文庫) 生きがいの本質―私たちは、なぜ生きているのか (PHP文庫)


そんなこんなで賛否両論の前世療法ですが、ぼくも受けたコトがありまして、そこで「前世と死後の世界」を体験しちゃったんですよ(苦笑)



人生の意味とは?

この体験を通して確信したのは、人生はRPG、ロールプレイングゲームってコトです。ドラゴンクエストとかファイナルファンタジーとか、アレですね。

考えてみれば当然で、RPGは「人間の成長」をテーマに、人生を模したゲームですよね? つまり、元々RPGの方が人生をマネしているんですよ。


人生はRPG
DAI10 / MissMajor_PSN



で、ここで重要なポイントがあります。

どうやらぼくらは生まれて来る前に、今世でステージクリアすべきテーマを、「自分自身で決めて」来るみたいなんです。

そして、色んな障害を乗り越えて、そのテーマを克服するのが人生の目的のようです。

つまり「自分で設定したテーマを克服してステージクリアするのを楽しむ」のが、この人生の意味だったんです。

そう、人生って苦行なんかじゃなくて、本来は「楽しむ」ものだったんですね。

でも、その割にはあまりにも障害や敵が多すぎる気もしますが、それにも意味があったんです。



うまくいかないのは経験値を上げるため

人生が「自分で設定したテーマを克服してステージクリアするのを楽しむ」RPGである以上、全ての出来事は、経験値を上げるための「イベント」なんです。

うまく行かないのは「失敗」という意味ではありません。

「人生というRPGに設定されたイベントをクリアできなかった」ってコト。

あなたの現実がうまく行かなくても、経験値を上げてもう一回挑めばいいだけのことです。

……そう、いいだけのこと……なんですが……。

実は心というものに意識をフォーカスしていったら、もっとトンデモナイコトに気づいてしまったんですよ。

トンデモナイコトに気づいてしまった



ずっと同じ場所にいる理由

あなたはずっとおんなじ問題で、あるいは次から次へと似たような問題で悩まされ続けていたりしませんか?

もちろんアタマでは、誰だってそんな現実から脱したいと望んでいるはずです。でも、そう考えているのはあなたのほんの一部分にすぎません。

ぼくが感じ取ってしまったトンデモナイコトとは、

あなたが気づいていないあなたは、そのつらい状況にいたくて、何度も何度もそのつらい状況を選んでいるのかもしれない、

ってコトです。


「何言ってるんだよ咲坂さん、こんなにつらいのに、そんなの選ぶわけない!」


はい、もちろんアタマではそんなことを選んでいないことは十分わかっています。それでもぼくはこう感じてしまったんです。

「心」がそれを選んでいる、と。


ぼくらの魂がこの世にRPGをしに来た目的はステップアップを楽しむためです。

言い方を変えるなら、人生という遊園地で、トラブルという名のジェットコースターを楽しんでいるみたいなもの。スリル満点で楽しいからですね……。


トラブルという名のジェットコースター
Upside Down Roller Coaster / Au Kirk



で、何度も何度もおんなじ問題が繰り返されるって、RPGならある特定の敵キャラとだけ戦い続けるようなもの。

ジェットコースターなら、終わっても次のアトラクションに行かずに、何度も何度もくり返し乗り続けるようなものです。

さすがにそれだけグルグル乗り続ければ目も回るし吐き気も起きますよね。

でも、「もう嫌だよ、飽きたよ」とぼくらが思っていても、「いやいやまだ満足してないねー」と繰り返し続けようとするやつがいて、その力が強大だとしたら……。

そう、ぼくらの顕在意識が「もう嫌だよ、飽きたよ」とやめたがっても、はるかに強大な力を持つ深層心理が「いやいやまだ満足してないねー」と繰り返しているわけです。

どんなにつらくても苦しくても、深層心理がそれをしたがっているんですから、もう自動反応でくり返すだけのことです。

つまり、ぼくらの心は何らかの理由で、このつらいプロセスを味わいたがっているんです。

自分で選んでいる以上、誰かを恨んでも、何も解決しません。



ではどうしたらいい?

誰かに強制されているならまだしも、心が自らこのプロセスを楽しんでいるのだとしたら、ジェットコースターから降りる方法はただひとつ、それは、


「もうジェットコースターに乗らない」という選択肢を選ぶ、ということです。


でもそのためには、「ジェットコースターを味わい尽くす」というプロセスが必要のように感じます。

つまり、いまかかえている苦しみやつらさから決して目をそらさず、その感情を感じきるということです。

ここから逃げるということは、ボスキャラと戦わずに逃げることとおんなじで、絶対に次のステージに行けません

心は小さい子どもと一緒で、おもちゃを途中で取り上げるから泣きわめくんです。納得するまでそのおもちゃで遊んだら、ポイッと次に行きますよね。

もしも問題がくり返し続くのなら、あなたは、まだ心に納得させてあげていないのかもしれません。




この気づきは、理屈ではなく感じ取ったもので、「降りて来た」という感覚が近いかもしれません。

理性で考えればトンデモナイ話ですし、今苦しんでいる人に、「あなたがそれを楽しんでいるんです」と言っているようなものです。

「なんてひどい!」って自分でも感じます。

でも、どうやらこれが真実に近いように感じられてならなくて、あえてお話ししました。

あなたはこのトンデモナイ仮説、どうお感じになりましたか?


どうお感じになりましたか?
IMG_3313.JPG / omoon





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今日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

咲坂好宥


  

コメント

  1. まあちゃん より:

    これ、よくわかります。失恋した時は、その感情を味わい尽くさないと、前にも後ろにも進めませんでした。今は、歩きスマホで邪魔してくるバカとか、ありがとうとごめんなさいが言えないとか、障がい者の方に席を譲らない人に、思いきり傷つけてやると思って、怒ってしまいます。これも、心がそれを選んでいるということでしょうか。たぶん、自分で選んでる、だから、そういう人が目の前に現れると思うのですが(^_^;)

    • まあちゃんさん、コメントありがとうございます。

      歩きスマホとか、感謝や謝罪が言えないとか、障がい者に席を譲らないとか、いますねはい。

      そういう人がやたら目につくというのは、ご自分がそれを禁止しているのに、目の前でそのルールを破られるからです。

      歩きスマホを自ら禁止していない人は、目の前にそんな人がいても気にもとめません。

      きっとそれは、自分のルールを更新するアラートなんだと思います。

      「こいつみたいなの、自分ももうOKにする? それともNGを更新する?」みたいな。

      やっぱりこのルールは更新でしょっていうものはずっと自分ルールとして持ち続ければよいでしょう。

      でも、「もういいんじゃね?」という自分ルールはその時点で更新延長しない宣言をして、自分も堂々とやったらいいのです。

      意外と、自分ルールってアップデートしていないから、本当にもう必要のないものもあったりするので、大切なものだけ、持ち続けてくださいね。

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