人は皆「~すべきだ」「~すべきでない」というマイルールを持っているコトは、以前もお話ししました。
※関連記事:『「価値観合わないなー」と誰かを嫌う前に』↓
つい忘れがちですが、このマイルールは似ていても人それぞれ全く別のものです。
いわば、「価値観」いう名のモノサシを持っていても、モノサシ自体が人それぞれ違っていて、センチが単位の人もいればインチが単位の人もいる、みたいなコト。
Tape measures and clocks – Cildo Meireles exhibit / antony_mayfield
だから誤解やすれ違いが起きたり、怒ったり泣いたりするんですよね。
「これは1インチだよっ!」
「違うっ、2.54センチよっ!」
…全くおんなじコトですけど(笑)
「自分はモノサシで確認しているんだから、まさか間違いない」と信じているワケですよ。
果てしない「正しさの主張」合戦(苦笑)
「価値観が違う」なんて地球上の全家庭がそうでしょ?
「離婚原因は価値観の違い」なんて話を聞きますが、よく考えると意味不明です。
地球上の全家庭がそうですし(笑)
かく言うぼくもかつて、そんなケンカをよくしましたねぇ。
たとえば、夫婦でお互いの話し方がキツイって怒り合ったりとか。
「あんたのそんな言い方がキツイのよ!」
「オマエの方こそなんだその言い方は!」
……。
このやりとり、あなたは気づきましたか?
「相手にキツイ言い方をしたらよくない」という価値観そのものは同じなんですよ。
「これは1インチだよっ!」「違うっ、2.54センチよっ!」というやり取りと同様に、違いは価値観を測るのモノサシだけ。興味深くもあり、不毛でもあり(苦笑)
つぶやくだけでハッと我に返れる魔法の呪文
正しさを主張し合っても、モノサシのスケールが違うだけで、言っているのは同じってコト、意外と多そうです。
そこで!
「それは間違ってる!」って叫ぶ前にちょっとつぶやくだけでハッと我に返れる、魔法の呪文を特別に公開します。
「正しさの主張」合戦になる前に、ぜひココロの中でつぶやいてみてクダサイ。
その呪文とはズバリ、
『インチとセンチ』!!!
Ruler – Plastic INCHES / Bay Area Biking Nikon
そのまんまさー(笑)
でも、みんな違うモノサシって思い出すのは、つい忘れがちだけれど大切なコトですから。
マイルールの数だけ傷ついてきた
ぼくらが知らず知らず作っている、「……すべきだ」「……すべきでない」っていうマイルール。
それらの多くは、「痛み」を伴う経験をしたとき、もうそんな経験をしなくてすむようにできあがったものだったりします。
つまり、マイルールの数だけ、あなたも、相手の人も、傷ついてきたってことかもしれません。
Heartbreak / RecycledStarDust
そう考えると、二人の間には勝ちも負けも存在しない気がしてきませんか?
正しいとか間違っているとか、善とか悪とか、そんなことは本質的にはどうでもよくて、そこにあるのは
「私を否定しないで!」
「私を認めて!」
むかし傷ついたあの頃の、そんな叫び声なのかもしれません。
モノサシの違いによるコミュニケーションのギャップ。
「コッチの気も知らないでこんなこと言われてムカついた。」
「ついこうやってマイルールを押しつけちゃう……。」
そんなときは、「私を否定しないで!」「私を認めて!」というココロの叫び声に、少しだけ想いを馳せてみてもいいかもしれませんね。
Screaming pepper / Rum Bucolic Ape
さて、あなたはこんなコトを知りたいと思いませんか?
- ケンカになりにくいコミュニケーション術
- 悪い予感がよく当たるヒミツ
- やたら攻撃的な人への上手な接し方
- 人間って死んだらどうなっちゃう?
そんな疑問にお答えした音声ファイルを4本作りました! メルマガを購読していただくだけで全部あなたに差し上げちゃいます。
『イカナルメルマガ』は、どうやって行動したらあなたの現実を変えてココロを軽やかにできるか、わかりやすくお伝えします。
もちろん、いつでも購読解除もできますので、こちらからご購読を!
※ケータイやスマホの方、受信許可設定をお忘れずに!
今日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
咲坂好宥
コメント