かつてのぼくは人見知りで、しかも人嫌いでした。
大勢の中だと明るくて元気なのに、1対1になるとなぜか疲れてしまうようなタイプでした。
「攻撃は最大の防御」とばかりに、やられる前に徹底的にやり返す攻撃的な人間だったのも、根っこでは他人が怖かったんだと思います。
そんな風に他人と距離を取っていたくせに、「なんで理解してくれない?」「言わなくてもわかってくれよ」って、いつも責めていたようなところがありました。
そんな風だったのは、「自分には愛される価値なんかない」って信じていたからです。
周囲を拒絶して強がる分、依存症になりました。
結婚生活もうまく行かずにバツイチになりました。
結局、生きにくい環境を自ら作り出していたように思います。
心理分析を猛烈に勉強して、こんな生き方の原因が小さい頃のトラウマだったと知ることもできました。
でも相変わらず、一人暮らしのマンションの鍵を開けて暗い室内に入った瞬間、ホッとするような日々で(苦笑)
自分自身の心理分析によって、トラウマの主な原因が父との関係性だと、アタマではわかっていました。
でも、まだ気持ちの中ではぼくが被害者、父が加害者という関係であることに変わりはなかったのです。
皮肉なことに、それを完全に癒してくれたのは、父の死。
末期癌だった父の死の直前、モルヒネでもうモウロウとしている父に、なぜかぼくは今「ありがとう」を伝えなければならない、と強く感じました。
まるで誰かが強く背中を押すかのように。
手に汗をかきました。
声が上ずりました。
それでもぼくは、もう聞こえているかどうかまるでわからない父に、「ありがとう」を伝えました。
………
翌日、父は他界しました。思い残すものがなくなったのでしょう。
このように父の死の前後に起きたいくつかのフシギなエピソードを通して、ぼくは自分が「愛されていること」「愛される価値があること」を思い出したのです。
その時から、ぼくは変わりました。
人との間にあった高い壁が、ぐっと低くなりました。
そして今、ぼくは再婚しています。
誰かに「今、幸せですか?」と尋ねられたなら、「ハイッ、パーフェクトに!」と答えられます。
一点の曇りもなく(笑)
こうしてぼくは、心理分析やコーチングなどを使った「迷宮脱出ガイド」としての道を選びました。
自分自身の体験を通して、人生の迷宮に入り込んでいる人たちのココロを軽やかにして前に進んでほしい。
そう願うようになったのです。
しかも、ぼくは紆余曲折しましたが、もっと近道で。
あなたがもし、
- つらい現状から抜け出せなくても
- 心から愛してくれる人なんていないと感じても
- 何をやってもうまく行かなくても
- 二度と恋愛も結婚もしないって誓っても
- どう前に進んだらいいか途方に暮れても
- 子どもに対して申し訳なさで一杯でも
絶望の淵から奈落の底に落ちることなく永遠に変われないと思われた迷宮から必ず抜け出して、前に進むことができます。
「必ず」、です。
だって、あなたにはものすごい価値と力があるから。
赤ちゃんだったあなたがニコッと笑っただけでどれだけ多くの人が無条件でトリコになったことでしょう?
あなたには、生まれながらに底知れない愛のチカラが備わっていたのです。
ただ、これまでの人生でそれを忘れてしまっているだけです。
幸せになるのはむずかしいコトではありません。
そんなあなたの底知れぬ価値と可能性を思い出せばいいだけのことです。
そして、自信を取り戻せばいいんです。
『あなたはどんな状況からでも、必ず幸せになれます。』
このコトバに、「ナニ言ってるんだか!」って毒づきながらもどこか引っかかるものがあるのなら、次はあなたが幸せになる番です。
あなたがこの迷宮を脱出して、軽やかなココロで前に進むための旅のガイドを、ぼくが務めます。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
『迷宮脱出ガイド』 咲坂好宥
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今日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
咲坂好宥
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